HOMEAbout Bengalcat/トップベンガルの歴史

ベンガルの歴史

『イエネコの性質を兼ね備えた豹柄猫』作出への憧れは、1930年代にさかのぼります。
しかし当時のデータは1世代のみでそれ以降、幾度による交配も失敗に終わったようです。
ベンガル作出上、記録されている最初の交配データは…

1961年 アメリカ、アリゾナ州に住むジーン・サグデン女史が1匹のアジアン・レパードを購入し、イエネコ(黒毛の短毛種)との雑種交配のリサーチを始める。
1963年彼らの間に混血の猫(小型の豹似)が誕生しました!(F1)
----ジーン女史の一身上の理由から研究が一時ストップする。
'70年代センターウォール博士により猫白血病の研究にアジアン・レパードが使用され、F1の混血猫が誕生する。
1980年ジーン女史が博士からF1の混血猫を譲り受け、再びベンガルの繁殖が始まる。
1983年TICA(国際猫連盟)で血統登録が始まる。
1985年TICA.SHOW[NBCクラス]初デビューした豹柄模様(スポット)のベンガル、誰もがその美しさに魅了されました!
1987年TICA.SHOW[NBCクラス]マーブルが登場しセンセーションを巻き起こす。
1991年ブラウン・スポット(SBT)―TICAチャンピオンシップクラスのSHOW参加が認められる。
1994年マーブル&スノー(SBT)―それぞれTICAチャンピオンシップクラスのSHOW参加が認められる。
1998年ACFAでもSHOW参加が認められる。
2004年シルバー・スポット&マーブル(SBT)―TICAチャンピオンシップクラスのSHOW参加が認められる。
現在二万匹以上のベンガルが世界中からTICAへ血統登録され、日本でのベンガル人気も年々増えている。

**日本には、ベンガルを公認しているクラブ団体『TICA』と『ACFA』がありますが、
諸外国には、その他にも幾つかの血統登録団体があります**


 アジアン・レパードとイエネコ、または、ベンガルとの雑種交配によって生まれた第一世代をF1、第二世代をF2、
第三世代をF3と呼び、これらの基本猫(Foundation Cat)が現在のベンガルの土台となっています。
遺伝学上の定義により4世代以降が、ベンガル(SBT)として認められキャットショーの参加が可能です。
 ベンガルの名称はアジアン・レパード(インド~インドネシア地域に生息)の学術名(ラテン語)『フェリス・ベンガレンシス』から由来し、日本では『ベンガル山猫』と呼ばれ、動物園などで見かける事が出来ます。
 性質の良いもの、毛色の美しいものを選択繁殖しながら野生的な外観と親しみやすく飼いやすい性質を兼ね備えた
イエネコを作り出しました。


このページのトップへ

国内のF2ベンガルのご紹介

 国内に残るとても稀少なF2ベンガルのお写真を頂きました!
F世代のブリードは、産まれる頭数も少なく繁殖が難しいといわれています。特にF1、F2は非常に稀少です。
 また、気性が荒いといわれる野生猫のオスの中でも最も性格が穏やかで育児にも協力的であったアジアンレパードのKabukiは、多くの素晴らしい子孫を残しています。
 Kabuki直子のF1は国内にも数頭残っています。とてもがっちりとした逞しい筋肉質の体躯に強靭な瞬発力があります。しなやかに歩く姿は、まさに野生猫科の面影をそのまま残し非常に野生味豊かで魅力的なベンガルです。一方、性格は(SBT程ではありませんが)人懐こく普通のネコと変わりありません。

■ブリーダー:DarlingTail Cattery 逆井 幸子さん。  ■オーナー:神奈川県在住の大野さん。

↓Kabukiの孫にあたるF2ベンガル↓(画像をクリックすると大きく表示されます)


このページのトップへ